【大学入学共通テスト受験生必見】使えるのは英検?TOEICは撤退!

      2019/09/11

♪高校受験LIFEサポーターるみ 魔法の勉強部屋へようこそ♪

7月に入って、
大学入学共通テスト受験者にとって
超超超!重要な

大学入試英語成績提供システム
の新たな情報が発表されました!

この情報は今後、なんども修正される可能性がありますので、
記事は随時修正していく予定です。

2019年7月6日時点での情報としてお伝えします。

 

この情報をチェックすることで

「え!私の取ったこの資格が大学入試に使えないの!??」

といった事態を防ぎましょう!

 

※かなり膨大な情報量なので
中学生高校生の方はご両親と一緒に読んでくださいね!

 

そもそも、「大学入学共通テスト」とは?

2019年4月現在で高校2年生以下の学生さんたちは
センター試験ではなく、

新たに
大学入学共通テスト
が導入されます。

この大学入学共通テストでは

・国語・数学Ⅰに記述式問題が導入(24年度の共通テストから、理社系の科目でも記述式導入を検討)
・英語は英検などの民間試験を活用(20年度~23年度は共通テストでも英語実施)
・大学入試でも「アドミッションポリシー」が定められ、(評定などから)その大学に相応しい人物像が求められる 
・大学一般入試でも、高校の評定(内申や学校活動など)が評価に入る可能性がある
・今までは「知識をどれだけ理解できているか」のテスト
→今後は「どの知識を使って、自分でどのように考えるか」という思考力・判断力・表現力が問われるようになっていく

というように、大きく方針が変わります。

受験生にとってとくに大きな影響を与えるのは

・国語・数学Ⅰに記述式問題が導入(24年度の共通テストから、理社系の科目でも記述式導入を検討)
・英語は英検などの民間試験を活用(20年度~23年度は共通テストでも英語実施)

です。

 

従来のセンター試験では
採点の公平性を保つことからすべてマークシート方式でしたが、

「マークシートでは本当の学力が測れないのではないか」

という議論から、
まずは国語と数学Ⅰにて記述式問題が導入されることになりました。

記述式問題は、今後理科系科目・社会系科目にも及んでいく予定です。

 

また、英語に関しては、

従来のリーディング・リスニングの能力に加えて、
ライティングやスピーキングも含めた4技能のスコアを測るために、

わざわざ新しいテストを作るのではなくて、

英検やTOEFL、IELTSなどの民間試験を活用して
そのスコアやレベルを大学入試に使っていこう、という方針になったということです。

「大学入試英語成績提供システム」とは?

このシステムは、

今まで受験生が大学側に出していた「成績証明書」をやめて、
大学入試センター(大学入学共通テストを行っている独立行政法人)が
各大学に直接スコアを提供するものです。

・・・といっても
わかりづらいと思いますがw

 

受験生側が知っておかないといけないのは、

・そのシステムを採用している民間試験じゃないと大学入試には使えない場合がある(TOEICは使えません:後述)
・採用されている民間試験でもいろいろと制約がある
・大学入学共通テストを使わない大学でも、この成績提供システムを利用できる

というところかと思います。

 

以下、具体的に見ていきましょう。

 

TOEICは使えない!英検は高3の4~12月に受験する必要あり

TOEICは撤退

7/2の発表において、
TOEICはこのシステムから撤退することが発表されました。

 

TOEICといえば、社会人の英語勉強として鉄板の試験。

就職活動において、履歴書に書くスコアはTOEICが一番メジャーかと思われます。
また、各企業の昇進試験においてもTOIECスコアが活用されています。

が、今回この「大学入試英語成績提供システム」からは外れることになります。

 

詳細は以下の通りです。
「大学入試英語成績提供システム」へのTOEIC® Tests参加申込取り下げのお知らせ より)

TOEIC Testsは4技能を測定できる試験ではございますが、TOEIC L&RとTOEIC S&Wが別々に実施される形態となっております。本システムへの社会的な要請が明らかになるにつれ、それらに対応するためには、受験申込から、実施運営、結果提供に至る処理が当初想定していたものよりかなり複雑なものになることが判明してまいりました。このため、現時点において、協定書締結に向けた大学入試センターとの協議が完了しておらず、当協会として本システム運用開始において責任をもって各種対応を進めていくことが困難であると判断いたしました。

これ以上意思決定時期を遅らせることで、受験者の皆様をはじめ、保護者、学校関係者の皆様にご迷惑をおかけしないように、当協会といたしましては、「TOEIC L&RおよびTOEIC S&Wの大学入試英語成績提供システムへの参加申込を取り下げる」との判断に至りました。

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

英検は従来の「英検」ではなく新たに受験する必要あり!?

2019/7/5には
英検(実用英語検定試験)の詳細が発表されました。

 

こちらによると、

・成績提供システムに使用するのは、従来の「英検」ではなく、英検CBT、英検2020 1 day S-CBTの2種類
・障がいがある受験生に特化する方式:英検2020 2 days S-Interviewもあり

従来の「英検」は入試優遇等を含めて、私立を中心に全国で広く入試に利用されている試験(「大学入試英語成績提供システム」の利用はなし

とのことです。

 

英検CBTとは

英検CBTに関しては以下の通りです。
英検CBTと2020 1 day S-CBTの特徴 より)

英検CBTは内容は従来の英検と同じ試験ですが、CBT「Computer-based Testing」の名前の通り、リーディングテスト、リスニングテストはマウス操作、ライティングテストはタイピングによる解答となります。録音式となるスピーキングテストを含めて試験の全てをコンピュータに対して行うため、コンピューター操作が得意な方にオススメできる方式です。

※ 英検CBTの準1級の実施は2020年度については未定です(2019年6月末現在)

対象は3級~2級。
(英検CBTの準1級の実施は2020年度については未定です(2019年6月末現在) とのこと)

 

中学生高校生にとっては難しい方式ですね。笑
タイピングが得意でない限り、時間内に間に合わない可能性が大いにあります。

ただし、大学に入学したら
英語のレポートはタイピングして提出、ということもよくあります。

タイピングに慣れておいて損はないと思いますので、
もし興味があれば、早いうちから練習しておく必要がありそうです。

 

英検2020 1 day S-CBTとは

英検2020 1 day S-CBTに関しては以下の通りです。
(同上サイトより)

英検2020 1 day S-CBTは「大学入試英語成績提供システム」で利用できる新しい方式で、リーディングテスト、リスニングテスト、ライティングテストは解答用紙にマークまたは記述する形式を取りつつ、スピーキングテストを録音式として1日で4技能を測ることができるものです。

対象は3級~準1級。

学校のテストと同様に解答用紙にマークまたは記述する方式が
慣れていて受験しやすいのではないでしょうか?

また、準1級を目指す場合は
必然的にこちらの方式になります。

英検主催者側も、
この英検2020 1 day S-CBTがもっとも問い合わせが多いと話しています。

 

従来の「英検」と異なるのは、
リーディング・ライティング・リスニングのテストを受けたあとに、
そのままスピーキングのテストを受ける必要があるということです。
(一次試験、二次試験という枠がない)

1日で試験が終わるものの、
その1日の負担は大きくなりそうです。

 

2019/9/11追記:

こちらのS-CBT形式でも、
問題文はすべてパソコン上に映し出されるとのこと。詳しくはこちら

英検2020 1day-S-CBTサイトより

長文読解ではマーカー機能などはあるにしろ、
問題用紙に鉛筆で書き込みする従来の形式とは異なるため、
読みづらいのではないかと想像します。

英検CBTとのちがいは、
ライティングをタイピングかマークシートに書き込むか
だけのようです。

 

英検CBTまたは英検2020 1 day S-CBTを高校3年生の4~12月に受験する必要あり

「よくある質問」コーナーにはこのような質問と回答があります。

質問:2019年6月現在、高校2年生で、英検2級を取得しています。
2020年度以降に大学受験する際、再度英検を受験する必要がありますか?

回答:2020年度以降に「大学入試英語成績提供システム」を介した「大学入学共通テスト」等の受験が必要な場合、原則として高校3年生の4月から12月の期間に、英検2020 1 day S-CBT、英検CBT、英検2020 S-Interviewを受験いただく必要があります。

「大学入試英語成績提供システム」を介さない推薦・AO入試や一般入試におきましては、取得済みの英検資格をそのままご利用いただけます。ただし、大学によってはそれぞれ独自の有効期限を設けている場合もございますし、入試要項(選抜募集要項)が変更されるかもしれませんので、各大学の入試要項(選抜募集要項)をご確認ください。

この回答によれば、
高校2年生までに何級を取得していようと、

高校3年生の4~12月で新たに試験を受けなければならないということです。

つまり、
「小学生で英検2級とりました!」
は使えないということですね。笑

 

また、回答の後半を見る限り、
今後受験する各大学が

・成績提供システムを利用するかどうか
・従来の「英検」をどのように扱うか

という2点を、受験生が入試要項で確認しなければなりません。

 

大学側向けの「大学入試英語成績提供システム」の利用について という文書では
以下のように書かれています。

成績提供システムは、大学入学共通テストを利用しない入学者選抜、総合型選抜、
学校推薦型選抜でも利用可能です。また、大学入学共通テストを利用しない大学に
おいて、成績提供システムのみを利用することも可能です。
大学におけるセンターから提供する成績等の活用パターンは、「大学入学共通テ
ストの成績のみ」、「大学入学共通テストの成績及び資格・検定試験の成績」及び「資
格・検定試験の成績のみ」の3区分があります。

つまり、
大学入学共通テストを利用しない方式で受験することの多い難関私立大学にて
この成績提供システムが利用されるのかどうか・・・ということも
今後調べる必要がある、ということです。

 

「私は私立大学志望だから、大学入学共通テストやこのシステムの話は関係ないわね!」
とは言いがたいということです。

 

これは志望大学のみに限らず、
併願するすべての大学において調べる必要があるので、
結局は1校でもこのシステムを採用していたら受験する必要があります。

大学受験生=英語成績提供システムに該当する民間試験を受験
という構図になりそうです。

 

その他の民間試験について

詳細をお待ちください。

 

現在の高校2年生以下でできる対策とは?

ここまで、TOEICと英検についてお話させていただきましたが、
高校2年生以下ができる対策とはなんでしょうか?

 

併願大学含め、入試要項を逐一チェックする

英検の受験方式の詳細が出たところで、
これから各大学の方針が示されていくことになります。

高校2年生はとくに来年度が受験生ということで
焦る気持ちもあるでしょうが、
現段階では各大学の情報が少ないです。

難関大学・人気大学の方針によって
各大学の動きがここ1~2年で大きく変わることも予想されます。

 

情報は逐一チェックしていきましょう。

保護者の皆さまも、
お子さまや高校側に任せず、
一緒に情報を確認することが重要です。

 

もっとも早くて英検受験は高3の4月!早めの対策を

また、国公立私立問わずどの大学を受けるにしろ、
英検CBTまたは英検2020 1 day S-CBTの受験を
視野に入れておく必要があるでしょう。

幸い、英検に関しては
従来の「英検」と難易度は同じということなので、
勉強法は従来の「英検」と大して変化ないと考えられます。

 

ただし、今までのセンター試験と異なり、
高校3年生の4~12月で受験する必要があります。

英検2020 1 day S-CBT 実施概要 にもあるとおり、
第1回検定は4~7月と最大で4ヶ月もの差があります。

 

受験日時をなるべく遅らせたいという思いから、
受験生たちの希望が6~7月に集中することが考えられます。

そこが満席になってしまった場合には
5月、4月とという順番で
早めに受験していくことになります。

(第2回検定においても同様のことが考えられます)

 

高校3年生の4月は、
まだ部活動や学校行事でも中心学年であり、
受験生という自覚もほとんどない頃です。

しかし、そのときにもう大学受験のスコアが決まっていく、と思いましょう。

高2の秋~冬の時点から英語の受験勉強を本格的に開始しないと
間に合いません。

 

大学入学共通テストの英語もある!

国公立大学を受験する場合は、

大学入学共通テストにも、2020~23年度限定で
英語の試験があるので、それを受験すると決めるのもよいでしょう。

共通テストを受験するならば
少なくともスピーキングテストはありませんし、

ほかの科目と同様に1月に受験できるので
余裕をもった勉強ができると考えられます。

 

ただし、前述のとおり、

私立大学が英語成績提供システムを利用する場合も考えられるので、
「共通テストの英語があるから大丈夫~♪」
と安心せず、

併願する各私立大学の受験要項もチェックする必要があります。
もし必要なら受験する必要があります。

 

※これについては、今後各大学が受験要項を定めていくため、情報が出次第、追記していきます。

 

現在の高校2年生は2019年9月に予約申込が始まります!

現在高校2年生の皆さんは
2019/9/18(水)16:30~より予約申込が始まるとのことなので、

必ずこの時期にサイトをチェックしましょう!

予約申込についてはこちら

 

※2019年9月の予約申込は座席確保の申込であり、
来年2月に受験日時と会場を自分で選択する、とのことです。

 

追加情報は更新していきます!

 

2019/7/10追記 例外措置とは?

例外措置について

以下、文部科学省の「大学入学共通テスト実施方針(追加分)運用ガイドライン」より
4つのケースに分かれます。

 

高校2年生の結果が活用できる場合

条件としては

成績提供システムの採用している試験方式であること
(従来の「英検」ではなく、英検CBTまたは英検2020 1 day S-CBTであること)
(TOEICは2019年度受験者のみ許容されると2019/7/8に文部科学省が公表しています)

・その結果がCEFR対照表のB2以上に該当する結果であること

「非課税世帯であるなど経済的に困難な事情を証明できること」または「離島・へき地に居住または通学していること」

・高校の学びに支障がないと学校長が認める

 

となりますが、
「非課税世帯であるなど経済的に困難な事情を証明できること」または「離島・へき地に居住または通学していること」
の部分がもっとも大きな理由になるかと思われます。

該当する方は、高校側へ早めに相談しておきましょう!

2020年4月以降:高校3年生の4~12月を含めた期間に海外在住していた場合

これには「英検」のみが該当すると思われますが、

通常、海外の「英検」はこの成績提供システムを満たしていないため
成績を使うことができません。

ただし、海外在住の場合は特別に認めます、ということです。

 

病気等のやむをえない事情がある場合

この規定は、上記のガイドラインにおいて

受検年度の4月1日から 12 月1日までの期間中、病気やけがにより入院していた期
間が通算 90 日以上の者

と定められていますので、さほど気にする必要はないかと思います。

もしも4~12月にまったく受験できないようなことがあれば、
大学入学共通テストの「外国語」(英語)を受験すればいいですし、

8ヶ月も入院するような事態であれば、
そもそも大学受験のための勉強はほとんどできないと考えられます。

必要以上に焦って
「例外措置の対象になるなら、早めに受けておこう!いつ入院するかわからないし!」
と思う必要はないということです。

 

2021年4月以降:高卒生の場合

2020年4~12月に英語では結果を取得したものの、浪人した場合。

2021年4~12月に
もう一度この試験を受けなければいけないのか?という点ですが、

受検年度の前年度の試験結果を大学の判断により活用できるよう提供できるものとする。

とあり、
前年度の結果を利用できるかどうかは各大学側の判断によるようです。

 

この場合、受験校のうち1校でもダメならダメなので
結局受けなおさないといけないのかな・・・と思われます。

 - 大学入試英語成績提供システム