【高校受験国語】中学校の授業では対策ができない!?対処法は?

   

♪高校受験LIFEサポーターるみ 魔法の勉強部屋へようこそ♪

実力テストで国語が苦手な人は、

「勉強しても点数伸びないもんな~」
「記述問題も、自分の解答があってるかなんてわかんないもんな~」
「いいや、とりあえず解答写しておこう」
「記号問題も、なんで【エ】じゃだめで【イ】になるんだろう・・・」
「よくわかんないな・・・」

こんな風に悩んで、
なんとなく勉強を進めていないでしょうか?

それは、もしかしたら
普段の中学授業での国語で求められる力と
入試対策で鍛えるべき力が
うまく整理できていないからかもしれません。

今回は、
入試対策の国語と中学授業の国語のちがい
を示していきます。

 

入試対策の国語で必要な力とは?

入試問題で出題される問題というのは、
記号問題であろうと記述問題であろうと、
正解が決まっています。

みんなが同じように答えが出せる問題でなければ、
採点する側は困ってしまいますし、
採点方法にムラが出てしまいますね。

では、なぜ同じ答えになるのでしょうか?

それは、
筆者の主張を正しく読み取れているか?
という力を測っているからです。

つまり、
本文を正しく読めているか?
筆者がなんと言いたかったか、きちんと読めているか?
という点を、問題にしています。

なので、漢字やことわざの意味などの基本問題を除いて
本文中に答えの根拠があります。

 

中学授業の国語では入試対策ができない3つの理由とは?

それに対して、中学授業の国語では、
文部科学省検定済の教科書を使って授業を進めなければならないので、

いくつかの制約ができることになります。

これらの理由をすっきり整理すると、
入試対策の国語の文章読解は自分でやっていかないといけない、
ということがわかります。

 

板書を写す時間ばかり・・・考える時間がない

中学授業の国語では、

・教科書本文を読んで先生が解説する
・その板書を写す

のがメインで、自分で考える時間というのが少ない
というのが、第一の理由です。

しかも、教科書に沿って授業を進める必要があるため、
同じ単元を何時間にもわたって順番に解説していくことになり、

1年間で十数単元しか文章を読むことができません。

 

入試問題に適う(かなう)読解力をつけるためには、
初見(初めて見る問題)の読解力をつける必要がありますが、

中学授業の国語は、それに対する力というよりも
教科書の内容を丁寧に解説する
ということを重点的にやっているので、なかなか入試対策にはなりません。

 

定期テストでも、読んだことのある文章が出題される

学校ワークでは設問が出てきますが、

定期テスト対策となると、
「答えを覚える」ほうが点数がとれてしまうので、
文章の内容を自分が考えるという時間は、
やはりないままです。

また、100点満点目指すような生徒であれば、
教科書の本文を何度も音読して、
本文さえ暗記してしまってテストに臨むほうが、効率よく点数がとれます。

テスト中に、教科書本文を読む必要がなく、
穴埋め問題などの簡単に解けてしまうからです。

 

これは、定期テストの国語の点数に関わらず、
すべての中学生の当てはまる課題です。

定期テストが高得点でも、実力テストでは点数がとれない・・・
という場合は、このパターンに当てはまっていることが多いです。

 

感想文、意見文、ディスカッション・・・それは小論文の世界

中学生が混乱している一番の原因はこれではないかと思います。

授業の国語の中では、
感想文や意見文を求められることがあり、

それを元にしてディスカッションを行いましょう、みたいな場面もあります。

「どう思ったか」
「自分の経験で似たようなことはあったか」
「そのときどのように感じたか」
「この文章を読んで、今後にどう活かしていきたいか」

などは、すべて個々人の意見を求めているので、
「みんなちがって、みんないい」
みたいな、金子みすゞさんのような状態になります。笑

 

しかし、それらはあくまで
個々人の感想でばらばらになってしまうので、

入試問題の国語ではそれは求められていません。
感想や意見を書くのは、小論文や作文です。

中学国語で「自分で考える時間」というのは、
この感想文や意見文を書くときのみです。

なので、
国語=自分の感想や意見をまとめる
というように、勘違いしている中学生が多いのではないかと思います。

※私は実際にそう思っていました

 

入試問題の国語=筆者の主張を正確に読み取る
小論文、作文=自分の意見、感想をまとめる
というように分類するとわかりやすいでしょう。

 

入試問題を解く実力をつめるためにはどうすればいい?

では、国語の入試問題が解けるようになるには、
どのように対策するといいでしょうか?

 

授業前に予習を済ませておく

普段の授業を有効活用するならば、
新しい単元が始まる前に

・本文すべてを読んでおく
・学校ワークの設問を読んでおく

ようにしましょう。

一通り目を通して、話の流れを理解しておくだけでも
受け身の授業からは一歩脱出することができます。

 

初見の問題に週1回は挑戦する

また、中学授業だけではとても入試対策にはならないので、
自宅で読解問題に挑戦してください。

解き方やオススメの市販テキストについてはこちら【高校受験国語】読解問題で8割とるための解き方解説&神教材紹介!

 

国語の読解力を根本的に上げたいならば、
夏休み終わりまでが勝負です。

夏休みが終わってしまえば、
秋からは理科社会に時間を割くことが必要ですし、

文化祭、体育祭、中間・期末テスト・・・と過ごしていると、
あっという間に12月になります。

2学期期末テストが終われば、
過去問を始めることをオススメしますが、

一番最初に解く過去問は国語になります。
(他の教科は、履修範囲などで解けない教科なども出てくるので)

そのときにまだ勘で解いてしまっているようでは、
入試本番でも安定した点数が見込めません。

 

国語読解の実力は9月までに完成!
という勢いで、

ぜひ今のうちから読解に挑戦してください。

 

保護者の方へ

本日は、
入試対策の国語と中学授業の国語のちがいについてまとめましたが、
いかがでしたでしょうか?

国語は、授業で求められることと、入試で求められることに
かなり差のある教科だといえそうです。

 

読解問題は
・時間をかけなければ解けない
・実力がつくまでにも相当な練習が必要
ということで、

お子さまとしてはどうしても敬遠しがちな分野です。

入試対策としても優先順位が低く、
他教科にばかり時間を割いてしまって対策が後回しになることも・・・。

しかし、
大学入学共通テストを視野に入れて、

高校入試問題でも
・会話形式の問題
・2つの文章や資料を見比べながら解く問題
という新傾向問題が増える可能性が高いです。

 

数学や理科でも、
単なる文章題ではなく、

いくつかの実験を通して(文章を読んで)仮説を立てながら
答えを導いていく問題が出される可能性も出てきています。

例)愛知県A日程 平成31年度 理科 大問2

入試本番で新傾向の問題に動揺しないためにも、
真の読解力をつけておく必要がありそうです。

 - 国語の入試対策 勉強法