元販売員が伝える!中学生高校生のコンタクトレンズ間違いあるある

      2019/06/14

高校受験LIFEサポーターるみ 魔法の勉強部屋へようこそ

 

中学生または高校生になって、
メガネからコンタクトレンズに切り替えた方も多いかもしれません。

・調子悪くても使い続けてないですか?
・インターネットで気軽に買っていませんか?
・コンタクトレンズしたまま寝ていませんか?
・友だちに教えてもらった方法、または自己流で使っていませんか?

 

前職ではコンタクトレンズ(とメガネも少し)販売をしており、
コンタクトレンズ初めての学生さん・保護者の方へも
アドバイスしてきました。

今回はSNSで質問にお答えした
コンタクトレンズの間違いあるあるについて
お話ししていきます!

 

そもそも・・・コンタクトレンズはいつごろから始めていいの?

中学生がコンタクトレンズを始めるのは
早すぎるのでしょうか?

 

経験上、今まで見てきたお客様の中では、
中学生も多くいましたし、

その中で「ちょっと無理かも・・・」という子は少なかったです。

ちょっと無理かも・・・という子は、

目薬とかも怖がっちゃうような子で、
とにかく指や異物が目の前に来るのが怖い、みたいな感じです。

そういう場合は
まず目薬などで慣れてください。笑

 

とくに、女の子は
化粧にも興味がある年代なので、

割りと抵抗なく受け入れられる子が多かったです。

ただ、小学生では顔がまだ小さい子だと、目の大きさも小さいので
入れにくい場合があります。

 

コンタクトレンズの種類は?

ここでは、大まかにコンタクトレンズの種類をお伝えしておきます。

 

ワンデー(1日交換タイプ)

ワンデーはソフトレンズです。
目に入れても比較的痛みが少ないです。

1日交換タイプで再使用禁止のため、
1日の途中ではずすことがあれば、その時点で捨てなければいけません。

ワンデーのメリット

・毎日交換できる=清潔
・装着に失敗しても予備がある
・コンタクトレンズの洗浄がいらない=時間短縮、清潔
・コンタクトレンズを使わない日は開封しなければ済む
・修学旅行や部活にも予備を持っていきやすい
・毎日使わない場合(習い事だけで使いたい、体育のある日だけ使いたい、など)費用は安い

 

ワンデーのデメリット

・費用が高い
1ヶ月分 約6000円です

 

2ウィーク(2週間交換タイプ)

2ウィークもソフトレンズですので
比較的痛みは少ないです。

2週間交換タイプなので、
それまでは毎日、「洗浄液で洗う」ということが必要です!

また、勘違いする人が多いのですが、
「開封してから2週間経ったら捨てる」レンズです。

たとえば、2週間のうちに3日しかレンズを使わなかった場合でも、
開封して2週間後には捨てないといけないんですね~!

 

2ウィークのメリット

・毎日使うなら、ワンデーに比べて費用は安く済む
3ヶ月で8000円くらい。ただし洗浄液も買うことが必要です
・洗浄液はドラッグストアなど身近なところでも買える

 

2ウィークのデメリット

・毎日洗浄が必要
面倒になって正しくできないようだと、レンズに汚れがどんどんたまり、
目が痛くなったりかゆくなったりします
・2週間の期限を覚えることが必要
毎週月曜日に開封する、と決めるとラクです
・旅行などにも洗浄液を持っていく必要がある
最近は、コンビニ等で短期間用の洗浄液も発売されています
・洗浄液とコンタクトレンズのメーカーの相性が合わないことで、目が痛くなったりかゆくなったりする
この場合は眼科等に直接相談してください

 

ハードレンズ

ハードレンズは、ワンデーや2ウィークと違って、
硬い素材でできているので、
使い慣れるまでに1週間以上は必要です。

お父さまお母さまの中には、
学生時代にハードレンズをお使いだった方もいらっしゃるかもしれませんね。

昔のレンズに比べれば、
だいぶ違和感を軽減するデザインになってきていますが、

ワンデーや2ウィークなどのソフトレンズに比べると
どうしても違和感はあります。

 

しかし、乱視が強い場合は
ハードレンズのほうが見やすくなったりします。
(この原理については省略します)

 

ハードレンズのメリット

・乱視が強い場合、ワンデーや2ウィークより見やすい場合がある
ただし、メガネを作るときに「乱視が強いと言われた」という子の多くは
ワンデーや2ウィークの乱視用レンズで対応できる場合が多いです。
乱視にもいろいろ種類があるので、
眼科できちんと検査を受けてください。
・水道水で洗える!
ワンデーや2ウィークなどのソフトレンズは絶対に水道水で洗ってはいけません!!
ですが、ハードレンズはそれが可能です
痛い!と思ったらすぐにはずして、水道水で洗えばOKです
・ワンデーや2ウィークなどのソフトレンズよりレンズの大きさが小さい
目を覆う部分が小さいので、目の酸素不足は軽減されるといわれていますが
最近は、ワンデーや2ウィークでも酸素の通りのよい商品があるので、
さほど気にしなくてよいでしょう

 

ハードレンズのデメリット

・目にゴミが入るとすぐ痛くなる
とくに風の強い日は要注意です。砂埃や衝突の多い運動部にもオススメしません
・慣れるまで時間がかかる
学校のある平日より、春休みや夏休みなど、自宅で練習できる期間がオススメです
・一度購入しても、中高生では度数が変わりやすい
大人の場合は視力が変わらないので費用が安く済みますが、中高生の視力は変わりやすいので一概にはいえません
・なくした場合の費用が高い
これは昔ながら(笑)、片眼1枚15000円程度で購入しますので、失くした場合の費用が高くなります

 

ワンデー、2ウィーク、ハードレンズ・・・どれがいいの?

以上、ワンデー、2ウィーク、ハードレンズをご紹介しましたが、
中高生にオススメなのはどれでしょうか?

 

ご両親としては、
毎日使うコンタクトレンズの費用も気になるところですが・・・

最初始めるならワンデーをお勧めします。

なんといっても、

・毎日交換できる=清潔
・装着に失敗しても予備がある
・コンタクトレンズの洗浄がいらない=時間短縮、清潔
・コンタクトレンズを使わない日は開封しなければ済む
・修学旅行や部活にも予備を持っていきやすい

という点が魅力ですね。
初心者に扱いやすい仕様になっています。

 

デメリットとしては、やはり費用でしょうから、
扱いに慣れたころ(半年~1年後)に2ウィークタイプに変えてもよいと思います。

 

ハードレンズは、動きの多い中高生にはあまりオススメしません。
文化部でも、体育の時間や体育祭等もありますよね。

 

・ワンデーや2ウィークでは対処できない乱視
・ソフトレンズでは目が乾いてしょうがない

などの悩みがある方は、ハードレンズに挑戦してみてもいいかもしれません。

 

知らないと怖い・・・コンタクトレンズの間違いあるある

コンタクトレンズもインターネットで購入できてしまうし、
カラコンなんてドラッグストアで簡単に買える時代なので、

中高生の友だち同士で、
コンタクトレンズのつけ方やはずし方・洗い方を
簡単にシェアしてしまっているのも事実です。

しかし、目の表面の角膜は
人間の臓器の中で、一番感染症にかかりやすいと言われています。

最悪の場合、眼科からコンタクトレンズを永久に禁止されます。

失明寸前までほうっておいた場合、
メガネ等で矯正視力を出そうと思っても出ない場合がありますので、

コンタクトレンズは正しく使いましょう!!!

 

間違いあるある①:コンタクトレンズをしたまま眠る

私自身も、高校生のときは電車通学で
コンタクトレンズをつけたままよく眠っていました。

しかし、そのままの習慣を何年も続けると、
目が酸素不足になり、目の細胞数が減っていきます。

私も眼科で測ってびっくり!
数値がかなり低く、危うくコンタクトレンズ禁止になるところまで来ていました。

目の細胞数が減ると、一生元には戻りません。

仮眠程度をしたくても、電車通学の場合でも、
コンタクトレンズをしたまま眠るのは大変危険です。止めましょう。

 

学校から帰って、塾まで一眠りしたい・・・という場合は、
コンタクトレンズをはずして塾へ行くか、
ワンデーの場合は、一度はずしたレンズを捨てて2枚目を使いましょう。

もったいないといって、そのまま眠ったり、一度はずしたレンズを使うほうが
よほど危険です。

 

間違いあるある②:2ウィークは14日間使えるレンズだと思っている

たとえば、週2回しかコンタクトレンズを使わないので、
週2回×7週間=14日間
として計算していると、開封してから2ヶ月も経っていることになります。

衛生面で危険なので、
開封したら2週間で捨ててください。

ちなみに、週3回くらいまでは、ワンデーを使っても
2ウィークと同じくらいの費用で済みます。

 

間違いあるある③:眼科の検査なんていらない

中高生の場合は視力が変わりやすいのでとくに必要ですが、
大人になってからも必要です。

目の表面のキズというのは、
自分では見えません。

ワンデーや2ウィークなどのソフトレンズを毎日使っている人は、
とくに気づきづらい状態です。

(目の表面のキズに、コンタクトレンズという絆創膏を貼っているような状態なので、
気づくのが遅れるのです)

販売店や眼科で指定されている検査は
面倒でも受けましょう。

 

間違いあるある④:カラコンなんてどれも同じでしょ~

インターネットやドラッグストアで販売されているカラーコンタクトレンズ(カラコン)は
有名メーカーで作られたものはほとんどなく、

台湾や東南アジアで、オシャレ目的で作られたものです。

台湾製だから、東南アジア製だから悪いというわけではありませんが、
視力矯正用に作られている(眼科で販売している)コンタクトレンズとは異なるものです。

インクの使い方等も不明確なものが多いので、
今使っている人は、ご両親にメーカーの出所を調べてもらいましょう。

 

なお、矯正用のレンズを出している有名メーカーでも
カラコンは取り扱っているので、
そちらを使うほうが無難です。

 

間違いあるある⑤:目が乾くから「酸素透過性のいいレンズがほしい」

各コンタクトレンズには、酸素透過性という数値があり、
文字どおり、酸素をどれだけ通しやすいかということが数値化されています。

以前はハードレンズが圧倒的に酸素を通しやすかったのですが、
ワンデーや2ウィークの改良により、ソフトレンズでもいい商品が出てきています。

酸素透過性が高いレンズを使うに越したことはありません。

 

しかし、「酸素透過性がいい=目が乾かない」わけではありません。

目が乾くというのは、目やコンタクトレンズに含まれる水分量の話なので、
酸素透過性とは異なる話です。

目が乾くことが気になる場合には
きちんと眼科で検査を受け、
目薬を差せばいいのか、コンタクトレンズの種類を変えるのか、対処法を指導してもらいましょう。

 

保護者の方へ

今回は、コンタクトレンズの基本をまとめた上で
よくある間違いにも目を向けてみました。

毎日使うコンタクトレンズですので、
慣れてくるとあやふやな使い方になったり、
インターネットで気軽に購入して眼科へ行かなくなり、トラブルを起こすケースもあります。

目が痛くなるというのは、相当なストレスを与えます。

 

費用がかかったり、検査に時間がかかったり・・・と
保護者様のご負担も多いですが、

お子さまの目の安全を考えて、
正しく使っていただきたいというのが、
元販売員としてお伝えしたいことです。

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