【ご両親向け】お子さま自身に責任と自信を持たせる方法

   

この土日で、
中学1年生・中学2年生のお母さまとそれぞれお話しさせていただきました。

 

中学生というのは本当に大きな成長過程で、

ほんの子どもだった小学生から、
義務教育を終え、進路を決めるようになるまでの3年間です。

学校のテストでも1回ごとに学年順位などの成績が出て、
自分の勉強での立ち位置を知ってしまいます。

 

高校に行くにしても、

・普通科なのか特別な学科なのか
・どこを目指すのか
・行かないという選択なら今後どうしていくのか

というのを、【自分で】決めていくことになります。

ご両親としてできることは、

・小学校のように、ひとつずつを確認しながら進める
(忘れ物はないか、今日の宿題はやったか、わからないところはないか・・・等)

・成績や日常生活に責任を持たせる
(●位以内でなければスマホ没収・小遣い減らす などの家庭ルールを決め、あとは本人に任せる

の2択かと思います。

 

お母さまが一緒にやり続けるという負担

そして、1つめの選択肢は、
専業主婦でいらっしゃるお母さまにもストレスになりますし、
お仕事をお持ちのお母さまでは、そもそも時間がありません。

ということで、お子さまを塾に通わせるという選択になるのも事実です。

 

しかし、塾側から見ると、
本人の希望でやる気を出している子は、2割程度でしょうか。

残り2割は「友だちと一緒だから」
残り6割は「親が行けっていうから」

という印象です。

 

それでも、家でゲームするよりマシ…というなら、
塾へ通うという選択肢もアリでしょう。

しかし、なんとなく通うにしては、
月2万円~3万円って高くないですか?

しかも、学年が上がるにつれ
塾代も上がっていきます。

(中学3年生の夏期講習代なんて
5万円は平気でしますからね・・・)

そのわりに成績が上がらない・・・となると、
なんだか悲しくなってしまいますよね。

 

だとしたら、残りの選択肢はどうでしょうか?

 

自分の成績に責任を持とう

今日、中学1年生の子とお母さまには
このような話をしました。

 

今は、小学校から中学校に切り替わったところで、
成績表も出ていないし、進路もそれほど意識する学年でもありません。

 

しかし、そのままお母さまが見張り役になってしまうと、
自分の成績に責任を持たずに「やらされているだけ」になってしまいます。

しかし、「成績が●位以内でなければ、スマホ没収する」というルールを予め決めたら、
それに応じて、何が何でもがんばるでしょう。笑

または、「公立高校でなければ、学費は出せないから働くか定時制高校へ行きなさい」と決めるのも一案です。
高校は義務教育ではないのですから・・・

 

いずれにしろ、
なにもかも手伝ってあげるのではなく、

お子さまに「自分で決めて、責任持つんだよ」という
自覚を持たせてあげることが必要な年頃ではないかと思います。

昨日お話しした別の(中学2年生の)お母さまからは、
長女の子が、高校でバイトの許可をもらうがために
クラスの下位から、クラス1位を2回連続とった、という話を聞きました!

責任を持つことの重要性を知っているからこそ
できる行動だったと思います。

 

また、責任を自分で持つからこそ、
成績が上がったことに対して自信を持てるようになります。

 

責任を取らせるだけでなく、「喜ぶ」

これはとても大事なことで、
成績が上がったら、ご両親も一緒に喜びましょう!

責任を取らせる、というとなんだか冷たく聞こえてしまうのですが、

上がった分、ケーキでお祝いするとか 笑、
長期休みにディズニーやUSJに連れて行ってあげよう、とか 笑

ご家族でちょっとご褒美も入れつつ、
楽しく成績を上げることも必要かと思います。

というのも、

学校では成績が個々人に出てしまうので、
誰かの順位が上がれば誰かが下がるわけで・・・

いわば、友だち同士もライバルで、
成績を見せ合って喜ぶ、ということは難しい場合も多いからです。

 

「やったー!俺●位取れたー!」
なんてクラスの前で堂々と言える子は、ほんのわずかです。
(お調子者に多い)

 

喜びたくても、ほかの子の前ではなかなかいえない・・・という子も多いですので、

ご家庭で存分に喜べると、お子さま本人としてもうれしいし、
勉強によい環境が整っていきます。

失敗は責めずに、次に活かす

では、たとえば実際に勉強してみたのに成績が届かず、
悲しくもスマホ没収・小遣い減になってしまった場合はどうすればいいでしょうか?

 

「あんたが勉強しなかったのが悪いんでしょ!」
「勉強の仕方が悪かったんじゃないの!?」
「ちゃんとやったの!?」

などと、お子さまを責める発言はしないでください。

というのも、
スマホ没収などになった時点で、本人は相当つらいはずだからです。

本人も、十分にわかっているはずです。

 

「今回は残念だったけど、次はがんばろうね」
というように、励ましてあげてほしいです。

あとは、次に向けての反省をするべきですが、

親子で難しければ、
学校や塾で相談する等、第三者を入れたほうが客観的な意見を聞けます。

もちろん、私でも相談に乗らせていただきます。

友だち追加

 

なお、「今回だけは許してあげる」という特別許可を出すかどうかは、
ご家庭でルールを決めたほうがよいですが、

毎回毎回同じことになってはいけないので、
2回目はないよ、ということは繰り返し伝えましょう。

その場合は、どんな事情があれ
約束は守ることにしましょう。

 

その子の生きる力を存分に尊重する

ここまで「責任」という重い言葉を使ってしまいましたが、
そもそも、人生において「失敗などありえない」と私自身は考えています。

 

定期テストの1回で低い点をとろうと、
高校受験で第一志望に届かなかったとしても、

必ず、その結果で、
その子自身が得る結果があるはずです。

それを信じていきましょう。

ジブリ映画「耳をすませば」の主人公・月島雫も

中学3年生で、小説家になりたい、と受験勉強そっちのけで小説を書きますが、
最終的には・・・思い通りにかけない自分に泣き崩れ、高校進学を決意します。

 

映画「ビリギャル!」の主人公さやかちゃんも

その時点での成績とはかけ離れた慶応義塾大学を目指して勉強していきます。

 

ご両親には、

お子さま自身に、テストの結果を自分で受け止めながら、
進路を決めていくという練習をしてもらっているんだ、と

焦りすぎず、ゆったり見守ってあげてほしいです。

正直なところ、4年生大学に進学する学生が増えた現在は、
高校受験は人生を左右するものではないですし、

東京大学を出てもニートになった、とか、
YouTuberやインスタグラマーとして数え切れない人が活躍している、など

学歴は関係なく、選択肢は無限大です。

 

たかが1回の成績でお子さまを責める必要はまったくありません。

 

ただ、ご両親が何もかも用意してあげたり、勉強しないまま許してあげるのは
自立していく上で過保護になってしまう部分がありますので、

 

進路を決める、結果に責任を持つという練習
中学生のころから徐々にしていくことが必要ではないかと思います。

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